東京・多摩の観光を促進!多摩観光推進協議会 Tama Council for the Promotion of Tourism

2020.03.04

「多摩のうどん」動画をアップしました!

「多摩のうどん」動画をアップしました!

歴史ある武蔵野台地の主作物といえば、江戸時代から小麦。当時は、家庭でも小麦を使った自家製の手打ちうどんが食卓に上っていたといいます。特に冠婚葬祭やお正月、お盆など、人が集まる行事のときには、うどんは欠かせない郷土料理でした。

多摩地域のうどんの発祥ともいわれる武蔵村山の名物「村山うどん」は、地元国産の小麦粉を配合した冷たい麺を温かい醤油味の魚介ダシのつけ汁に浸し糧(かて)と一緒にいただきます。別名「村山かてうどん」とも呼びます。村山うどんに付いている糧とは、茹でた季節の地場野菜などをうどんに添えたものです。

そして、青梅で生まれた「トウキョウX肉うどん」は、東京の地域特産豚肉の開発を目指して作られた豚肉「トウキョウX」を使用したうどん。豚肉は、きめが細かく柔らかい肉質が特徴。「トウキョウX肉うどん」は近年注目を浴びています。

いまでは、歴史あるうどんが飲食店で気軽に食べられるようになりました。伝統を引き継いだうどんや、創作うどんまで様々。こだわりの麺や汁、具材の違いを楽しめます。多摩の庶民文化を味わえる、うどんを食べて、ひと息つくのも多摩の旅の風景のひとつです。